マンダムはこのほど、「夫婦のニオイ調査」の結果を発表した。同調査は1月9日~12日、25~59歳までの既婚男女929名を対象にインターネットで実施した。
妻に対して「男の評価を下げるものは●●」の「●●」に当てはまるものを聞いたところ、「ニオイ(体臭)がくさい」と回答した妻が54.3%にのぼった。続いて、「鼻毛が出ている」(45.9%)「フケが出ている」(42.6%)「太った体型である」(35.4%)があがった。
夫にも同様の質問をしたところ、「ニオイ(体臭)がくさい」(54.2%)が最多となり、男女ともにニオイ(体臭)は人を判断する上での評価指標になっていることがうかがえた。
そこで、1位にあがった「ニオイ(体臭)」(口臭、足臭、たばこやお酒のニオイは除く)について、妻に「夫のニオイ(体臭)を強く感じる時」を聞いたところ、「夫が帰宅した時」(37.4%)「夫の起床時」(33.9%)「夫の衣類を洗う時」(33.7%)が上位にあがった。
「夫のニオイ(体臭)を感じた時の気持ち」を聞いたところ、「夫が年をとったな、オジサンになったなと感じる」「嫌いなニオイ(体臭)だと感じる」「イライラする」という項目に「非常にあてはまる/まああてはまる」と回答した人が多かった。自由回答では、「できることなら夫を洗濯機に入れて洗いたい」「夫への愛が冷めた」という声もあがった。
続いて、夫に「ニオイ(体臭)ケアをしているか」と質問したところ、自ら・妻からの勧めをあわせて「ケアしている」と答えた夫が62.2%にのぼった。一方で妻に「夫がニオイ(体臭)ケアをしているか」と聞いたところ、「ケアしていない」と回答した人が44.6%で最も多かった。
そこで、「妻にニオイ(体臭)を指摘されたことがあるか」を夫に聞いたところ、「されたことがある」夫は73.1%を占めた。一方で妻に「夫のニオイ(体臭)を指摘するか」を聞いたところ、「指摘する」人は56.8%、「指摘しない」人は43.2%という結果となった。
「ニオイ(体臭)を指摘されたことがある」夫に「指摘された後にどんな対応をしたか」聞いた。その結果、「体を入念に洗うようにした」(39.7%)「頭を入念に洗うようにした」(27.1%)「衣類に消臭スプレーをする」(18.7%)が上位にあがった。
「ニオイ(体臭)を指摘されたことがない」夫に理由を聞いたところ、「指摘するほど臭くない」との回答が55.6%で最も多かった。一方で、「夫のニオイ(体臭)を指摘しない」妻の理由としても、「指摘するほど臭くない」(35.4%)が最多となったものの、「傷つけたくない」(29.7%)「(夫が)怒ったり、逆切れするので」(17.4%)などの回答も見られた。
「夫のニオイ(体臭)を指摘する」妻に「指摘すると夫はどんな反応をするか」を聞いたところ、「素直に受け入れる」が39.5%で最多となった。
さらに「ニオイ(体臭)を指摘されたことがある」夫に「自分自身のニオイ(体臭)についてどのように指摘されればケアしようと思うか」を聞いた。その結果、72.0%の夫が「『くさいよ、におうよ』とはっきりストレートに」言われたらケアをしようと思うことがわかった。