米Microsoftは29日(現地時間)、2015年1月にプレビュー版として公開していたAndroidタブレット向けOfficeアプリの正式版を同社のブログ「Office Blogs」で発表した。
Androidタブレットに最適化したというWord、Excel、PowerPointアプリの正式版が、Google Playから無料でダウンロードできる。ファイルの作成や印刷、一般編集作業以外の上位機能は、有料のOffice 365サブスクリプションへのサインアップが必要。また、Intel製チップセット採用端末のネイティブサポートを、今後3カ月以内に予定する。対応OSはAndroid 4.4以降。
同時に、iOS向けOutlookアプリおよび、Android向けOutlookアプリのプレビュー版が公開された。Outlookアプリの提供はユーザーから強い要望があったという。同アプリは2014年に買収した、モバイル向けメールアプリ開発の米Acompliのコードを基に開発している。
タップやスワイプなどの操作をユーザーの好みでカスタマイズでき、例えばタップ操作で予定表で会議のスケジュールを決めたり他のユーザーとスケジュールを共有したりできる。他のメールサービスとの連携は、Office 365、Exchange、Outlook.com、Yahoo! メール、Gmailなどの主要電子メールに対応する。対応OSは iOS 8.0以降、Android 4.0以降。