京王電鉄は2月27日、井の頭線のダイヤ改定と京王線のダイヤ一部変更を行う。井の頭線では、おもに平日早朝時間帯の急行増発、終電時刻の延長、日中時間帯の急行の所要時間短縮などを実施する。
今回のダイヤ改定で、井の頭線では平日早朝時間帯、渋谷~吉祥寺間の急行を増発し、上り(吉祥寺発)は現行2本が10本に、下り(渋谷発)も現行0本から3本になる。 土休日は朝6~7時台発の急行を新たに設定。現行は上り・下りとも朝9時発から運行しているが、改定後は上り吉祥寺駅6時37分発、下り渋谷駅7時0分発から急行の運行を開始する。あわせて平日・土休日ともに、急行の所要時間を17分から16分に短縮。急行・各停は各8分間隔での運行となる。
夜間帯では、平日22時台に渋谷発の急行2本・各停2本を増発し、運転間隔を10分間隔から7分半間隔に変更。深夜0時台の渋谷~吉祥寺間の急行も増発し、平日は下り5本・上り1本(現行下り4本・上り0本)、土休日は下り5本・上り2本(現行下り1本・上り0本)とする。渋谷発の終電時刻も延長に。吉祥寺行最終は現行の渋谷駅0時33分発の各停から、渋谷駅0時40分発の急行(永福町で各停吉祥寺行に接続)に変更。富士見ヶ丘行最終は、現行の渋谷駅0時43分発から渋谷駅0時45分発へと変更になる。
なお、京王線では平日朝間時間帯を中心に、一部列車の行先・時刻を変更。ダイヤ改定は秋頃に実施予定としている。