資生堂はこのほど、「冬のベースメークに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は同社の化粧品専門店ブランド「ベネフィーク」において2014年12月に実施。20代~30代の女性200名、男性100名から回答を得た。
マスクは魅力半減。冬こそ押さえるべきは「肌」
男性に「冬に女性と会うときに目が行くところ」を質問したところ、1位は「コートを含めたファッション」だったが、僅差での2位に「顔色や肌の質感」が上がった。3位は「コートを脱いだ時のボディライン」が入り、冬でもコートやマスクで肌をごまかさないことが、男性の視線を意識する上で大切であることが分かった。
理想の肌は「明るく」「なめらか」「ナチュラル」
女性と男性それぞれに「理想的、魅力的に感じる肌」を聞いたところ、上位3位は「明るくなめらかな肌」「人形のように白い肌」「何も塗っていない健康肌」となった。
男女の違いを見てみると、女性は「明るくなめらかな肌」と「人形のような白い肌」がほぼ同等の支持を得ていたのに対し、男性は「なめらかで明るい肌」が約半数を獲得して1位。2位には「何も塗っていない健康肌」があがり、女性が重視する「人形のような白い肌」は、男性にとっては上位2位の半分以下に留まった。
約70%の女子が「かさかさ」肌に悩んでいる
「冬の肌のお悩み・トラブル」を女性に聞いたところ、「毛穴」「ニキビ・吹き出物」といった通年で多い悩みを抑え、約70%が「かさつき・粉ふき感」をあげた。
さらに、「ベースメイクに関する悩み」では、「乾燥でくずれてしまう」と答えた人が約40%にのぼるなど、乾燥によって引き起こされるトラブルが大半を占めた。
悩み1位は「化粧くずれ」。しかし化粧直しはしていない
女性に「冬の化粧直しの平均回数」を聞いたところ、約60%が「しない」と回答。ベースメイクに関する悩みの1位が「化粧くずれ」であるにも関わらず、冬は化粧直しをしなくなる女子が多いことがわかった。また、「冬にさぼりがちになるポイント」でも「化粧くずれの対策・化粧直し」が2位に入った。