米Microsoftは29日(米国時間)、Androidタブレット向けのOfficeアプリ「Microsoft Word for Tablet」、「Microsoft Excel for Tablet」、「PowerPoint for Tablet」をリリースしたと発表した。それぞれGoogle Playよりダウンロードでき、価格は無料。作成・編集を行うにはMicrosoftアカウントが必要で、全機能を利用するには「Office 365」のサブスクリプションが必要となる。
Androidタブレット向けの「Office」アプリは、2014年11月にプレビュー版が公開されていたが、今回正式版として新たに公開された形となる。プレビュー版に寄せられたフィードバックは正式版への改良に活かされているという。サードパーティ製のキーボードを使用することもできるが、タッチ操作にも対応している。
「Microsoft Word for Tablet」では文書が、「Microsoft Excel for Tablet」ではスプレッドシートが、「PowerPoint for Tablet」ではプレゼンテーションがPC版と同じように表示される。無料のMicrosoftアカウントからログインすることで作成・編集が可能。また、それぞれのアプリの全機能を利用するには、アプリ内より購入できる「Office 365」のサブスクリプションが必要となる。
対応するのは、7インチ以上10.1インチ以下のAndroidタブレット。OSはAndroid 4.4。ARMベースのプロセッサ、1GB以上の内蔵メモリを推奨している。
(記事提供: AndroWire編集部)