JVCケンウッドは1月29日、ウッドコーンスピーカーを採用したコンパクトコンポーネントシステム「EX-S5」を発表した。発売は2月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は46,000円前後(税別)。

「EX-S5」

EX-S5は、2013年1月に発表された「EX-S3」の後継機種。CDチューナーアンプのセンター部とφ8.5cmのフウルレンジウッドコーンユニットを使用したスピーカーシステムを組み合わせたセパレートタイプのコンポだ。EX-S5の高さは110mmで、EX-S3よりも10mm低く、フラット&ロースタイルをさらに進めた。カラーは、ブラウン、ホワイト、ブラックの3色を用意している。

EX-S3からの大きな進化点は、BluetoothとNFCの採用。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、音声コーデックはSBCのみに対応する。また、iPod/iPhoneの接続インタフェースをUSBに変更。USBデバイスへのMP3録音機能も新搭載した。FMチューナーはAM放送の番組をサイマル配信するFM補完中継放送にも対応する。

上級機である「EX-HR7」や「EX-HR9」からの技術的なフィードバックにより、音質面でのチューニングも行われ、とくに振動対策が強化されている。

アンプ実用最大出力 25W×2、JEITA 4Ω
入力端子 AUX×1
出力端子 ヘッドホン出力×1
センター部 サイズ/質量 W219×D291×H110mm/2.1kg
スピーカー部 サイズ/質量 W140×D276×H110mm/2.0kg