小田急電鉄は、3月26日に実施する「大野総合車両所 親子見学会」に親子(小学生とその保護者)40組80名を無料招待する。

車体上げ作業実演の様子

ロマンスカー運転席での記念撮影(イメージ)

大野総合車両所は小田急の車両を細部まで分解して全般的な検査などを行う施設。当日は1両約20トンの通勤車両が頭のはるか上を移動する車体上げ作業、騒音の原因となる車輪の凹凸をなくすために表面を削る車輪削正作業などを見学する。車輪とレールの摩擦によって発生する高音を抑制する特性を持ち、小田急の全車両に導入されている防音車輪と従来型車輪とを叩き比べてその違いを実感するユニークな体験もできる。

実際に使用していたロマンスカーLSE(7000形)の簡易運転台でマスターコントローラーを操作する体験や、ロマンスカーMSE(60000形)運転台見学・制帽着用での記念撮影も実施する。参加応募は郵便はがきにて行い、2月27日締切(必着)。応募多数の場合は抽選となり、3月上旬に予定している参加証の発送をもって当選発表に代えるとしている。