元プロレスラーでタレントの北斗晶が、29日に放送されたテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月~金12:00~12:30)に出演し、子育てとプロレスを両立してバッシングを受けた過去を語った。

佐々木健介(左)と北斗晶

2002年4月に現役を引退した北斗。1995年6月にプロレスラーの佐々木健介と結婚し、1998年に長男、2003年に次男を出産した。子育てをしながら現役を続けた女子レスラーは当時稀な存在だったようで、「時代的に結婚をしている女子プロレスラーがいなかったので」と現役時代を思い返した。

「殴ったり蹴ったりする仕事でもありますから、結構いろんな所でいろんなことを言われました」「批判の声もたくさんありました」と当時は厳しい状況に置かれていたが、それを乗り越えられたのは「パイオニアじゃないですけども、女性だって結婚して子供産んでも自分の仕事ができるというのを示したいというのは私の中でありました」という思いがあったから。

それでも両立は「大変でした」と語る北斗。「試合出るギリギリまで(子どもに)ミルクをあげて。哺乳瓶を置いて、木刀に持ち替えて」と当時を懐かしみ、「結婚しても続けられる仕事にできたんじゃないかと思います」と笑顔を見せた。