イーマインターナショナルが運営するトータルエステティックサロンSBS TOKYOは1月28日、20代~40代の社会人男女300人を対象とした「冬の環境についてのアンケート」調査結果を公開した。調査は2014年11月28日~11月30日、インターネットリサーチで行われた。
48.6%がオフィスの室内の温度設定に不満
オフィス室内の温度設定に、「不満がある」「どちらかというと不満がある」と、何かしらの不満があると答えた人は、全体の48.6%と5割近くにものぼった。「どちらかというと不満がある」と答えた人が全体の32.8%と最も多く占めていることから、「口にするまでもないけれど、なんとなく不満」という潜在的に問題を感じている現状がうかがえる。
オフィスが「寒い」人と「暑い」人の割合はほぼ半々
オフィスの温度設定に対して「寒い」「どちらかといえば寒い」と答えた「寒い派」は57.3%、「暑い」「どちらかといえば暑い」と答えた「暑い派」の人は42.6%と、やや寒いと感じている人が多い結果になったが、その割合はほぼ半々。
オフィスが寒いと感じている人からは、「足元が寒い」という回答が多く、暖房が効いていても足元に寒さを感じているよう。一方、オフィスが暑いと感じている人からは「冬なのに汗だくになる」ほど、暖房の設定温度の高さに不満を感じているようだった。
オフィスで温度設定をめぐる争いが「ある」と回答した人は4割
寒い派と暑い派がほぼ半分ずつ存在するオフィスで、実際にエアコンの温度設定をめぐる争いは起こっているかどうかについて聞いたところ、エアコンの温度設定をめぐる争いが「ある」という回答が40.7%を占めた。
実際にオフィス内では、暖房の温度を上げ下げする、いたちごっこのような攻防戦が繰り広げられているようだ。また、ひそかに温度設定を変える人や、上司や極端に暑がり・寒がりの人の言い分に我慢しなければいけない人がいるなどと、水面下では激しい争いが起こっていることが分かった。
調査では、「省エネ・節電のため、政府が掲げる推奨冬期暖房設定温度は19℃とされていることからも、『冷え』と戦う人たちにとってはオフィスでの寒さ対策は必須になっていますが、オフィス内の人間関係の悪化や仕事の質の低下を避けるためにも、寒く感じる人、暑く感じる人それぞれにとって快適な職場環境を整えることが重要になっているようです」とまとめている。