朝日新聞社は29日、「朝日新聞デジタル」の特集ページにて、フランスの経済学者でベストセラー『21世紀の資本』(みすず書房)の著者、トマ・ピケティ氏を招いたシンポジウムの模様をネット中継する。
同シンポジウムでは、ピケティ氏による講演「21世紀の資本 限界と未来」、およびパネルディスカッション「日本社会は経済の不平等にどう取り組むか」を開催。パネルディスカッションには、ピケティ氏のほか、鬼頭宏上智大学教授、玉木林太郎OECD(経済協力開発機構)事務次長、西村康稔内閣府副大臣が参加する。コーディネーターは大野博人朝日新聞論説主幹。
開催時間は2015年1月29日18:30~21:00。視聴は無料だが、朝日新聞デジタルの会員登録(無料会員でも可)が必要となる。
トマ・ピケティ氏は1971年生まれ。パリ経済学校教授、社会科学高等研究院教授。経済成長、および所得と富の分配についての歴史的・理論的研究に従事し、特に国民所得に占める所得上位層の割合の長期的推移に関する研究で注目されている。『21世紀の資本』は2013年秋にフランスで出版後、2014年春に英訳が、同年冬に邦訳が発売され、各国でベストセラーになっている。