財務省はこのほど、新幹線鉄道開業50周年記念貨幣のうち、東海道新幹線・山陽新幹線・東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線の貨幣(百円クラッド貨幣)の発行枚数を発表した。
発行枚数は、東海道新幹線(N700A)が232万4,000枚、山陽新幹線(500系)が229万2,000枚、東北新幹線(E5系)が230万4,000枚、上越新幹線(E4系)が228万8,000枚、北陸新幹線(E7系・W7系)が236万枚。このうち、造幣局は各30万枚を貨幣セットとして販売するとのこと。詳しい販売方法などについては、3月頃に発表される予定。金融機関窓口では額面で引換えを行うが、具体的な引換要領も3月頃に発表となる。
新幹線鉄道開業50周年記念貨幣の100円クラッド貨幣は白銅と銅を素材としており、品位は銅87.5%、ニッケル12.5%。直径22.6mmで、重さは4.8グラム。表面には各路線ごとに異なる新幹線車両が描かれ、裏面は0系新幹線の前面と「新幹線鉄道開業50年」の文字が各路線共通で刻まれる。