ビジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーの鬼龍院翔が27日、オフィシャルブログを更新し、今年の全国ツアーを締めくくる東京公演の初日のみ、演出を行わないことを発表した。
ステージ上でのパフォーマンスが話題のゴールデンボンバー。今年の全国ツアーは、7月4日の千葉・市原市市民会館を皮切りに、11月12日と13日の東京・国立代々木競技場第一体育館まで全29公演を行う。
鬼龍院は「まだ演出内容は決めてないのですがいつものように仕込みまくりの相変わらずな下らないことに全力馬鹿な内容にしたいと思います」「今年のツアーも演出内容は基本的に全公演同じです」としながら、「演出一切無しでやってみようということになりました」と11月12日の公演のみ演出を排除することを明かした。
そして、「全公演同じ演出なのですが、その日だけはギターソロで小道具を出したりしない! ドラムソロでケツを出したりしない!(どこかで突然勝手に出すかもだけど)」と宣言。演出を排除することによって「曲前のMCでは演出のフリを話さないで良いので別の話ができる音楽・ライブの流れが演出によって遮られないとりあえずきっと戸惑うメンバーなどなど…僕が思うに、なんとか楽しめるんじゃないかなと思って提案させていただきました」と新たな可能性を見出した上での決断だったことをつづった。
また、誤解を招かないように「あと、こうなるときっと誰もが頭をよぎるんだと思うけど、メンバーみんなで生演奏でやるとかでは決してありません」と否定し、「今年もiPod nano第五世代様にバッチリ活躍してもらいます!」とコメント。「あくまで僕がずっと続けてやっていきたいのは普段のゴールデンボンバーでやってる誰もやらない下らない演出が盛りだくさんのライブですよ」「仮に超超超大好評だったとしても下らない演出ばっかり今後もやっていきます」とこれまでどおりのパフォーマンスは維持していくとしつつ、「演出なし、どんなライブになるか…う~ん、とりあえずやってみよ!だめだったら反省します!なにか見えたら活かします!」と呼びかけている。
「注意することといえば、初めてゴールデンボンバーのライブを見る人には向かないかな…きっと、いつもどんな風にライブでふざけた演出をしてるのかを知ってからでないと」「チケット発売のしばらく前に言っとかなきゃと思って、今書いております」とファンを気遣う鬼龍院。コメント欄には早くも400件を超すファンからのメッセージが届き、「正直めちゃめちゃ見たい」「どんなMCが聞けるのか楽しみ」「1回演出無し見てみたいなーって思ってました!」などのほか、「チケット争奪戦に勝つ自信はないけど、頑張ってチケットとります!」「倍率高そうだなあ…」と高倍率を覚悟する声も多数書き込まれている。