DMM.comは27日、スマートロボットの市場普及に向け、ロボットキャリア事業「DMM.make ROBOTS」の開始を発表した。
コミュニケーションロボットやホビーロボットを中心に、ロボット販売プラットフォームを構築し、Web上で販売。また、スマートロボットから行動解析データの蓄積や分析、AIシステムの構築などを行なうことで、継続的な技術革新を目指す。合わせて、DMM.comが2014年に秋葉原に開設したものづくり施設「DMM.make AKIBA」との連携も図る。
ビジネスフローとしては、ロボット関連ベンダが設計や開発、製造量産を担当し、DMM.make ROBOTSがプロモーションやEC販売を担当。製品企画はDMM.make ROBOTSとロボット関連ベンダの両方で行なう。
ロボット販売プラットフォームの初期アライアンスメンバーには、富士ソフト、ユカイ工学、プレンプロジェクト、ロボットゆうえんちの4社に加え、特別タイアップとしてデアゴスティーニ・ジャパンが参画。今後、各社がロボット頭脳のビッグデータを構築することで革新的なロボット発明につなげる。各社が開発するスマートロボット製品は下記の通り。
富士ソフトからは、会話ができる学習型スマートロボット「Palmi(パルミー)」。販売予定価格は税別298,000円、販売開始は5月1日から。DMM.make ROBOTS独占販売となる |
ユカイ工学からは、外出先から伝言を伝える「BOCCO(ボッコ)」。販売予定価格は税別29,000円で、販売開始は5月1日から。DMM.make ROBOTS独占販売 |