脂肪と糖の研究室はこのほど、20~50代の働く男女を対象に実施した「働く人のランチ習慣実態調査」の結果を明らかにした。調査期間は1月7日~8日で、1,000名から有効回答を得た。

上段: 「大盛り/おかわり無料サービス」の利用について / 下段: 「主食×主食」を食べる頻度

普段、ランチで食べることの多いメニューを尋ねたところ、41.9%が糖質や脂質を多く含むことが多いラーメンや丼、パスタといった「単品」と回答した。「おにぎり」「パン」といった炭水化物だけを摂取する人を加えると、7割が主に炭水化物を摂っていることがわかった。主菜や副菜などを含む「定食」と回答した人は、15.5%に留まっている。

普段、ランチで食べることの多いメニュー

また、「おかわり/大盛無料」や「主食×主食」の組み合わせを食べることがあるか聞くと、男性では4割超、女性でも2~3割が「ある」と回答した。具体的な組み合わせを聞くと、男性はご飯にラーメン、うどんといった麺類をプラスすることが多いのに対し、女性はパンにおにぎりといった手軽な組み合わせが多かった。

自身のランチ習慣を振り返り「炭水化物」に依存しているかどうか尋ねたところ、30.4%が「完全に依存している」、34.8%が「少し依存している」と回答した。その理由を聞くと、「お腹にたまるから」「炭水化物以外は食べた気がしない」などが挙げられた。中には「抜くとイライラする」「食べないと気持ち悪くなる」と生活への影響が見受けられる人も見られた。

なお、過剰な糖質摂取はメタボリックシンドロームなどの生活習慣病につながるとされている。

「炭水化物」に依存していると思うか