トレンド総研はこのほど、45歳~69歳の父親や祖父を持つ女性250名と、20歳~44歳の娘や孫娘を持つ男性250名を対象に、「オトナのバレンタインに関する調査」を実施し結果を発表した。調査期間は1月7日~9日。
"大人の女性"があげるのは「パパチョコ」「ジジチョコ」
「今年のバレンタインデーにプレゼントをあげようと思う相手」を聞いたところ、1位「夫(49.0%)」、2位「父親(36.0%)」、3位「子ども(22.0%)」が上位となった。そのほか「祖父(11.0%)」と回答した人も多く見受けられ、恋愛イベントのイメージが強いバレンタインデーだが、"大人の女性"にとっては、「家族へプレゼントを贈る日」」という意味合いも強いことがわかった。
また、近年盛り上がりを見せている「同性の友人(10.0%)」へチョコレートを贈る"友チョコ"や、「自分自身(14.0%)」へのご褒美としてチョコレートを購入する"自分チョコ"などの回答が最も多かった20代に限定しても、「同性の友人(18.0%)」や「自分自身(21.0%)」といった回答を、「祖父(22.0%)」が上回る結果となった。
そこで、「父や祖父にバレンタインデーのプレゼントをあげている」という女性にその理由を尋ねたところ、バレンタインデーに、父親や祖父へ日頃の感謝の思いを伝えたいと考える"大人の女性"が多いようで、「感謝の気持ちがあるから」(40歳・富山県)、「たまには親孝行をしたいと思うから」(30歳・宮城県)」といった意見が寄せられた。
父親・祖父へのプレゼント、「チョコ」が断トツ
次に、"大人の女性"たちが、バレンタインデーに父親や祖父に何をプレゼントするのか調べたところ、父親・祖父のいずれも、2位以下に大差をつけて「チョコレート(父親:84.0%、祖父:69.0%)」が断トツ1位となった。
その背景には、「圧倒的なチョコレート人気があります」と同社。チョコレート好きな人の割合を調べたところ、87.0%の父親・祖父が「チョコレートが好き」と回答。さらに、娘・孫世代も91.0%がチョコレート好きと判明。チョコレートというと、「女性に人気」というイメージもあるが、45歳以上の男性の支持率も非常に高いことが明らかとなった。