カレー総合研究所が運営するカレー大學はこのほど、同校の部活「カレー番付策定部」が制作した「カレー専門店番付2015年首都圏版」を発表した。
「カレー大學」は、カレーの基本知識全般を習得した「カレー伝道師」を育成するための学校(※)。
今回発表したカレー専門店番付は、カレー大學卒業生が首都圏のカレー専門店1,000点以上を4カ月にわたり徹底調査し、厳選した店を番付したもの。あまたあるカレー店の中から指標を提示することで、カレーの食べ歩きの促進や食べ歩きを通じ、カレー文化の啓発・普及を図ることを目的に実施した。
調査は2014年9月~12月の期間実施し、メディア露出度、売上利益および経営安定、専門家の評価、サイトによる口コミ、カレー業界貢献を基準に番付を決定した。番付は、インドカレー系の「東」と、欧風カレーや日本進化型カレー系の「西」とで分類し、横綱を筆頭に相撲形式でランク付けしている。
東部門では、トップとなる横綱に「デリー」が選ばれ、「想いの木」(張出横綱)、「ナイルレストラン」「シターラ」「トマト」(各大関)が続いた。西部門では、「帝国ホテル(パークサイドダイナー)」が横綱となり、「アルペンジロー」が張出横綱、「共栄堂」「ボンディ」「マジックスパイス」が大関となった。
そのほか、新人賞として「やるき」、話題賞には「カレーは飲み物」「横須賀護衛艦カレー」、殊勲賞には「レストラン中台」が選ばれた。
※同大學は「カレーの文化発展」を目的として展開する市民大學で、学校教育法上の「大學」とは異なる。