JALグループは1月21日、2015年度の国際線および国内線について路線便数計画を発表した。 国際線については既存の「SKY SUITE 767/777/787」に加え、7月より新たに導入される787-9型機(SKY SUITE仕様)を活用し、「新・間隔エコノミー」の導入路線を大幅に拡大する。また、国内線は羽田発着路線を中心に利便性向上を図る。

国際線「SKY SUITE」機材投入路線

国際線で展開する「SKY SUITE」は、ビジネスクラスにはフルフラット座席(SKY SUITE)、プレミアムエコノミーにはゆとりの居住空間を確保した座席「SKY PREMIUM」、エコノミークラスには787機材で世界最大級の居住空間を誇る座席「SKY WIDER II」を装着した787-9型機(時刻表表記:SS9)。新たに加わった787-9型機も含めたSKY SUITE機材を5路線に投入する。

国際線のネットワークについては2014年度に引き続き、成田~モスクワ線を週1便増便した週4便体制とする。一方、国内線については、羽田発着路線を中心に、2014年夏期に再開した地方路線6路線(伊丹~松本/女満別、新千歳~出雲/徳島、中部~釧路/帯広)を2015年も継続する。また、JAL国内線新サービス「JAL SKY NEXT」については、羽田発着路線を中心に順次拡大していく。

国内線における増便・減便

※これらの計画は関係当局への申請・認可を前提としておりスケジュールは予定。都合によっては変更となる場合もある