総合マーケティング支援を行うネオマーケティングはこのほど、既婚者かつ結婚して3年未満、もしくは10年以上の男女400名を対象に実施した、「結婚生活」に関する調査結果を発表した。調査期間は1月8日~9日。
結婚までの交際期間「1年~3年未満」が最多
調査ではまず、「あなたは、現在の配偶者とどれくらいの期間お付き合いをして結婚しましたか?」と質問したところ、最も多かった回答は「1年~3年未満(39.5%)」だった。次いで、「1年未満(26.5%)」、「3年~5年未満(16.8%)」となり、8割超が交際期間5年以内で結婚していることがわかった。
また、現在の配偶者は何人目のお付き合いした人かという質問では、多い順に「3人目(19.8%)」「2人目(17.0%)」「1人目(16.0%)」と、半数以上が3人目までに結婚していることが明らかとなった。
プロポーズの決め手は、相手よりも自分の年齢
次に、「結婚する際にプロポーズをしましたか?」と尋ねたところ、「した」と回答した人は、結婚3年未満の男性で78.0%、結婚10年以上の男性は63.0%となった。また、女性は結婚3年未満が18.0%、結婚10年以上が12.0%と、『逆プロポーズ』をした女性は1割を超えた。
プロポーズをしたという171名を対象に、プロポーズをしようと思った決め手について教えてもらった結果、男性は「自分の年齢(41.1%)」「相手の年齢(35.5%)」「付き合い始めてからの期間(31.2%)」と答えた人が多く、相手よりも自分の年齢を決め手とする人が多いことがわかった。一方女性はというと、「付き合い始めてからの年数(36.7%)」と回答した人が多く、次いで「相手に求められて(23.3%)」「自分の年齢(20.0%)」「なんとなく(20.0%)」と続いた。
結婚年数とともに、女性の愛情は減少傾向に…
現在、配偶者に対する愛情がどの程度あるのか聞いたところ、「とても愛情がある(35.5%)」と回答。この結果を結婚年数や男女別で見てみると、結婚3年未満の男性が44.0%だったのに対し、結婚10年以上の男性は31.0%と13ポイントマイナスとなった。女性もまた、結婚3年未満が53.0%と半数を超えたのに対し、結婚10年以上ではわずか14.0%という結果に。
さらに、結婚生活を送る上で最も大切なものを問う質問では、男性や結婚3年未満の女性が「愛情」と答える中、結婚10年以上の女性は「愛情」よりも「感謝の気持ち・思いやり」と回答した人が多く、結婚生活を重ねると、女性の愛情は大きく減少する傾向にあることが判明した。