日本ナットウキナーゼ協会はこのほど、「女性の冬期の悩みに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2014年12月25日~26日、全国の20~50代の女性600名(各世代150名ずつ)を対象にインターネットで実施した。
まず、「1年で最も体調がすぐれないと思われる季節」について聞いたところ、最も多くの人が「冬」(35.2%)と回答した。
そこで、「冬季における体調の悩み」を聞いたところ、「冷え」と回答した人が71.5%で最も多かった。次いで「肩こり」(40.8%)「風邪をひきやすい」(29.0%)が上位にあがった。
次に冷え性について聞いたところ、89.0%の人が「冷え性」と回答した(「現在冷え性で深刻に悩んでいる」「冷え性だが悩むほどではない」の合算)。
それらの人を対象に「冷え性の認識年数」を聞いたところ、「10年以上」が39.5%で最も多く、次いで「5年以上~10年未満」(20.8%)が多かった。
冷え性認識歴が「5年以上~10年未満」「10年以上」の人を対象に、「これまでに実施した冷え症対策」について聞いたところ、「洋服の厚着」(62.1%)「しょうがやシナモンなど体が温まるものを積極的に摂取する」(41.0%)「電気毛布や湯たんぽを使用」(39.4%)「暖房器具などのそばを離れない」(38.5%)が上位にあがった。
一方で、冷え性でない人(「冷え性だと感じたことはない」「過去に冷え性だったが現在は完治した」と回答した人)を対象に、「冷え性にならないための対策」を聞いた。その結果、「ウォーキングやラジオ体操など体を動かすことを意識している」「筋力を上げてから冷えが気にならなくなった」など運動に関する回答が多く見られた。また、「体を温める食べ物を多くとるように心がけている」など食事に気を遣っている人も多かったという。
続いて、冷え性である人(「現在冷え性で深刻に悩んでいる」「冷え性だが悩むほどではない」と回答した人)を対象に、「冷え性改善の意気込み」を聞いた。その結果、「今年こそ冷え症から脱却できるなら、どんなことでも取り組みたい」人(13.0%)より、「冷え症を改善したいとは思うが、特段対策は考えていない」人(23.9%)の方が多かった。
冷え症の原因の一つとして、血流状態があげられるという。そこで最後に「血流状態についての自信」を聞いたところ、「年相応の血液の流れを保てていると思う」と回答した人が49.8%と半数を占めた。一方で「血流状態にはあまり自信がない」人が34.3%、「絶対ドロドロ血液だと思う」人が8.2%と42.5%の人は血流状態を危惧していることが判明した。