リクルーティング スタジオは1月22日、月間200万アクセスのスマートフォンアプリ「無料 赤ちゃん名づけ」とWEBサイト「赤ちゃん名づけ実績No.1/無料 赤ちゃん名づけ(Web)」から、「冬にまつわる名前ランキングベスト30」を発表した。集計期間は2014年1月1日~2014年12月31日で、「冬」にまつわる名前のうちアクセス数の多い順にランキングを抽出した。
1位となった名前は「杏柚(あゆ)」だった。「杏柚」には、杏(あんず)と柚子(ゆず)という2つの果物の名前が含まれている。柚子は11月ごろから1月ごろまでが旬といわれており、冬至の日にはゆず湯に入る風習もあるなど、冬に縁のある果物である。
2位は「誠柊(まさと)」だった。「柊(ひいらぎ)の花」が冬の季語になっているように、「柊」は冬を連想させる植物の1つ。また、柊はギザギザとした葉が特徴であり、節分の時期には鬼の目を刺す魔よけとしても用いられる。3位は「椿(つばき)」で、この名前に"洗練された美しさを兼ね備えた女性になってほしい"という願いを込めた人もいるという。植物の椿は寒さに強く、2月ごろから開花する。
同サービスのユーザーによって登録された名前由来によると、8位の「灯雪(ともゆき)」は、「雪の中のともし火のように周りを明るく照らし輝き続けてほしい」という思いから名づけられたという。また、22位の「北斗(ほくと)」は、冬の季語にもなっている北斗七星にちなんで"北斗七星のように煌(きら)めく人生をかたちづくってほしい"との思いで名づけられたとのこと。
今回のランキングでは、「柚子」「苺(いちご)」「蜜柑(みかん)」「林檎(りんご)」といった冬が旬の果物にちなんだ名前が見られた。また、10位の「小雪(こゆき)」や12位の「小梅(こうめ)」のようにオーソドックスな名前もあった。他にも、17位には2月の別名である如月(きさらぎ)と同じ漢字表記の「如月(きさら)」がランクインし、21位には1月の別名と同じ「睦月(むつき)」が、25位には「一月(ひづき)」がランクインするなど、冬の暦にちなんだ名前も見られた。