三井不動産は1月22日、同社が開発推進している北陸エリア初の本格的アウトレットモールの名称を「三井アウトレットパーク北陸小矢部」に決定した。同施設の開業は7月中旬となる。

「三井アウトレットパーク北陸小矢部」

同施設は北陸エリア初の本格的アウトレットモールとなる。一大ファッション集積スポットとして、国内外の高感度なファッションブランドや有名スポーツブランド、ファッション雑貨などさまざまなジャンルを集結させる。

北陸新幹線の近くに開業する

3月14日の北陸新幹線の開通に伴い、北陸エリアでは今後、海外からの観光客の増加も期待されている。同施設では外国人観光客への対応として、多言語対応や「プレイヤールーム」(礼拝室)・無料Wi-Fiスポットの設置などに加え、外貨両替機の設置なども予定している。

また、北陸エリアの観光地との連携や、地元北陸の物産店舗の出店、観光案内ブースの設置などを行い、北陸エリア観光の魅力にも触れながら周遊できるような施策を展開していくとのこと。

同施設の敷地面積は約13万平方メートル、延床面積は約4万5,000平方メートル、店舗面積は約2万6,000平方メートルで、2階建て。北陸エリアの気候を考慮したエンクローズドモール(屋内型モール)で、建築コンセプトは富山県の立地特性を生かした「重なり、連動する」となっている。富山県の自然や伝統と最先端のショッピング環境が両立した空間を提供するとのこと。

屋内型・2階建てとなる