タレントの長嶋一茂が、25日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)に出演し、明石家さんまの"大恩人"エピソードを語った。

明石家さんま(左)を「大恩人」と語る長嶋一茂

1996年当時巨人に在籍していた一茂は、監督を務めていた父・長嶋茂雄からその年のオフに戦力外を通告されてプロ野球界を去った。その後はスポーツキャスター、俳優、タレントなどマルチに活躍。そんな一茂にとって、明石家さんまは引退後の活動を支えてくれた「大恩人」だという。

戦力外を通告される年、偶然さんまとゴルフをする機会があった。まさか引退がつきつけられるとは思ってもみなかった一茂は、さんまからその時に「辞めたら俺がやってる番組全部来いや」と言われても真剣に受けとめることができなかったが、現役を退いた後、その言葉通りさんまのすべてのレギュラー番組で出演オファーを受けた。

中でも、1998年から出演し昨年終了したTBS系『さんまのSUPERからくりTV』は特に思い入れが強いようで、バラエティのイロハをそこで教わったという。時には収録中に怒られることもあり、最も激怒されたのが「収録中に寝ちゃった」。21時ごろには就寝する生活リズムの一茂は、たまたま収録が深夜まで及んだ時に睡魔に襲われた。レギュラーコメンテーターのダウンタウン・松本人志は「でもね、そういうのが面白いんですよ」と一茂のバラエティタレントとしての魅力を分析していた。