JR東日本・JR西日本・JR東海はこのほど、春の期間(3月1日から6月30日まで)に運転する臨時列車について発表した。北陸新幹線長野~金沢間開業に合わせ、「かがやき」「はくたか」などの臨時列車が設定される。

北陸新幹線「かがやき」は全列車E7系・W7系で運転される

北陸新幹線長野~金沢間は3月14日に開業予定。定期列車として、東京~金沢間速達タイプ「かがやき」を朝夕10往復、停車タイプ「はくたか」を東京~金沢間14往復・長野~金沢間1往復、富山~金沢間「つるぎ」を18往復、東京~長野間「あさま」を16往復運転する。

3月14・15日はこれらの定期列車に加え、臨時「かがやき」を東京~金沢間で1日7往復運転。その後も6月30日まで、臨時「かがやき」を毎日3往復程度運転(うち1往復は新高岡駅にも停車)する。週末は5往復程度、ゴールデンウィーク期間は最大8往復まで増発されるという。

北陸新幹線では3月16日以降、平日朝に上越妙高発長野行の臨時「はくたか」を2本運転。ともに長野駅で東京方面の列車に乗換え可能となっている。その他、善光寺御開帳(長野市)や高田城百万人観桜会(上越市)に合わせた臨時「はくたか」「あさま」も設定される。

東海道・山陽新幹線などゴールデンウィークを中心に列車増発

JR東日本が3~6月に増発する新幹線の列車本数は計2,564本。開業25周年を迎えたGALA(ガーラ湯沢スキー場)への直通列車が5月6日まで運転されるほか、ゴールデンウィーク期間の旅行に便利な臨時「はやぶさ」「はやて」「こまち」「つばさ」も運転される。

東海道・山陽新幹線も列車を増発。東海道新幹線では3~6月の期間中、過去最多となる4万2,775本(1日平均351本)を運転する。「のぞみ10本ダイヤ」も活用され、休前日やゴールデンウィーク期間などの利用者が集中する時間帯に、1時間あたり最大10本の「のぞみ」を運転。山陽新幹線も週末や春休み、ゴールデンウィーク期間を中心に、「のぞみ」「みずほ」など計1,501本の臨時列車を運転するとのこと。