格安SIMサービスを提供しているハイホーが、レノボの8インチAndroidタブレット「YOGA Tablet 2-830L」(SIMフリー版)とSIMカードをセットにした「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with YOGA Tablet 2 【LTE】」の提供を開始した。同セットプランは、運用コストをおさえつつ最新のタブレット端末を利用できる、とても魅力的なプランになっている。

そこで本稿では、同セットサービスの概要を紹介するとともに、YOGA Tablet 2を他の人気タブレットと比較。その特長について紹介していきたい。お得にタブレットを購入できる本セットサービスをうまく活用して、春からの新生活を充実したものにしてほしい。

ハイホーの格安SIM×レノボの「YOGA Tablet 2」がセットになった「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with YOGA Tablet 2 【LTE】」とは、どんなサービスだろうか?

YOGA Tablet 2とは?

YOGA Tablet 2-830Lは、レノボが提供する8インチのAndroidタブレット。背面にSIMカードスロットを備えており、hi-hoのデータ専用SIMカードを挿せばモバイル通信が利用できるようになる。

ディスプレイには解像度1920×1200のIPS液晶を採用、CPUはIntel Atom Z3745 プロセッサ(1.33~1.86GHzクアッドコア)を搭載。内蔵ストレージは16GBで、外部ストレージとしてmicro SDカード(最大64GB)が利用できる。RAMは2GB。前面に160万画素、背面に800万画素のカメラを備える。OSはAndroid 4.4 Kitkatを採用している。

8インチのAndroidタブレットYOGA Tablet 2-830L。サイズは約210×149×2.7~7.0mm、重さは約429g。背面にSIMカードスロットを備える

YOGA Tablet 2の特長のひとつは、自立可能なキックスタンドを備える点にある。タブレットのように側面を握って使う「ホールド」、机に立てて使う「スタンド」、机に寝かせて使う「チルト」、壁にかける「ハング」という、生活に合わせた4つのスタイルで利用できる。これにより料理中に画面を見たり、食事中にSNSをチェックしたり、エクササイズ中に音楽を聴いたりといったことも可能になる。

側面を握って使う「ホールド」(写真左)、机に立てて使う「スタンド」(写真右)の例。自立可能なキックスタンドにより、生活に合わせた4つのスタイルで利用できる

バッテリーは大容量の6,400mAh。駆動時間は最大18時間となっているので、動画の視聴などバッテリーを多く消費するコンテンツも安心して楽しめる。センサー類も充実。GPS機能も備えているので、Googleマップなどのナビゲーションアプリ類を8インチの大画面で利用できる。

hi-ho LTE typeDのサービス内容

続いてhi-ho LTE typeD ミニマムスタート with YOGA Tablet 2 【LTE】のサービス内容について紹介したい。同プランは、毎月のデータ通信料込みで月額2,787円となっている。データ通信は、毎月2GBまで利用可能。NTTドコモのカバーする全国のエリアに対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/ 上り最大50Mbpsと非常に快適だ。hi-hoの同プランではテザリングも利用可能で、YOGA Tablet 2をルーター代わりにして、他のWi-Fi端末をインターネットにつなげることができる。このほかサポートも充実しており、「hi-ho あんしん機器保証オプション」ではトラブルの発生時に最大50,000円の”お見舞金”が支払われる。安いだけでなく、安心感も得られるサービスと言えるだろう。

hi-ho あんしん機器保証オプションでは、トラブルの発生時に最大50,000円のお見舞金が支払われる

iPadとNexus 9と比較

ここで、人気の他社製タブレットとYOGA Tablet 2を比較してみたい。アップルの「iPad Air 2」(9.7インチ)、ASUSの「Nexus 9」(8.9インチ)と比較すると、下の表のようになる。YOGA Tablet 2は軽量でコンパクトな造りになっていることがお分かりいただけるだろう。前述の通りカバーなどをつけなくとも製品単体で自立できるので、他のタブレットと比較しても「気軽に」「どこへでも」持っていけるのが魅力だ。

YOGA Tablet 2、iPad Air 2、Nexus 9のスペックを比較してみた。YOGA Tablet 2は軽量でコンパクトな造りになっている

ちなみにNTTドコモでは2014-2015冬春モデルとして「ARROWS Tab F-03G」(オンラインショップの価格は税込93,312円)と「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」(同62,208円)を、KDDI(au)では「GALAXY Tab S SCT21」(同81,000円)などを販売しているが、hi-hoの格安SIM×YOGA Tablet 2の組み合わせと比較すると、端末の価格も運用費も高価なものになってしまうことは否めない。

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本稿で紹介した通り、ハイホーの「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with YOGA Tablet 2 【LTE】」では、ハイスペックかつ使い勝手のよい「YOGA Tablet 2」をキャリアのタブレットよりお得に運用できる。春からの新生活に備え、良いタブレットをできるだけお得に購入したいと思っている人には、まさに最適なセットプランと言えるだろう。今春から一人暮らしをする学生や新社会人、引越しを機に通信費を見直そうと考えている家族などはぜひ本稿を一読頂きたい。

なおYOGA Tablet 2の使い勝手については、マイナビニュースの別稿でも紹介しているのであわせてチェックしてほしい。こちらの記事では、本稿でも紹介した4つの利用スタイルについて詳しくレビューしている。