東京司法書士会は23日、司法書士会館(東京都新宿区)にて、消費者公開セミナー「詐欺・悪質商法~なんで騙されちゃうの?~」を2月14日に開催すると発表した。料金は無料。
同セミナーは、詐欺や悪質商法の具体的な事例の紹介・検討を通じて、年々巧妙化する詐欺の手口により誰もが「被害者」となる可能性があることを再確認し、司法書士の消費者問題への取組強化と市民への啓発の機会とすることを目的としている。
当日は、三代目桂やまと氏による落語(演目未定)や、東京都消費生活総合センター相談課長の阿部耕治氏による講演「最近の相談事例と東京都の取り組み」、警視庁犯罪抑止対策本部特殊詐欺対策担当警部の高崎光氏による講演「都内における特殊詐欺被害の実態と対策」を行う。
また、阿部氏、高崎氏らが参加するパネルディスカッション「詐欺・悪質商法の根絶のために」も実施し、オレオレ詐欺や特殊詐欺について、行為態様、被害者の心理を提示しながら、被害を撲滅するための対応(予防および被害回復)を考えていくという。
会場は司法書士会館地下1階「日司連ホール」。開催時間は13:00~16:40(開場・受付開始12:30)。定員は180人で、事前申込みの必要はない。