ASUSTeK Computerは23日、NVIDIA GeForce GTX 960を搭載するグラフィックスカード「STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5」を発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は34,000円前後。

STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5

背面

22日23時に発表された、NVIDIA GeForce GTX 960を搭載するミドルレンジグラフィックスカード。ゲーマー向けの設計となっており、性能と静音性を高いレベルで両立する。GPUの温度が上昇したときのみファンを動作させる「ゼロノイズファン」機能を搭載する。GPU温度が低いときにはファンは動作しないので、軽いゲームやブラウジングなどを行う場合はノイズが低減される。

またヒートパイプをGPUに密着させて冷却するGPUクーラー「DirectCU II」と、大型の放熱フィンに風を送るデュアルファン構成により効率的な冷却を可能とした。

このほか、電流ノイズを30%低減したデジタル電源回路「DIGI+ VRM」や、独自カスタマイズのコンデンサ&コイル類「Super Alloy Power」など、安定性を高めるためのパーツを搭載。リアルタイムでのハードウェアモニタリングやオーバークロックが可能なツール「GPU Tweak」と、ゲーム動画の配信が行える「XSplit Gamecaster」(1年間の使用権付き)にも対応する。

主な仕様は、CUDAコア数が1,024基、コアクロックが1,228MHz、メモリクロックが7,200MHz、メモリは128bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DisplayPort×3。補助電源は6ピン×1。本体サイズは約W215×D121×H41mm。