任天堂は20日、同社の運営する会員制サービス「クラブニンテンドー」を終了すると発表した。9月30日ですべてのサービスを終了し、その後、これまで以上にユーザーのニーズに合った新たな会員制サービスを、今秋をめどに立ち上げるとのこと。新サービスの詳細や開始時期は、改めて案内される。

任天堂による告知文(一部)

クラブニンテンドーとは、2003年10月に開始した任天堂ゲーム機ユーザーを対象とした会員サービス。任天堂製のゲーム機やその周辺機器、対応ソフトに同梱しているシリアルナンバーなどで貯めたポイントを使用し、オリジナルグッズを入手できる。そのほか、会員限定のキャンペーンやイベント情報などが記載されたメールマガジンの配信も行なっている。現在の会員数は約620万人。

終了までの具体的なスケジュールは、2月1日以降に発売される商品はクラブニンテンドー対象外となり、4月20日に入会とポイント加算の受付を終了。その後、9月30日にポイントとグッズの交換を終了する。その際、残っていたポイントは失効。過去に取得したダウンロード可能なグッズのダウンロード番号確認も、9月30日までしか行なえないので注意。会員の個人情報については、サポートのため2016年3月末まで保存し、その後すべて消去する予定。