経済産業省 資源エネルギー庁が21日に発表した石油価格調査(19日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より3.0円安い139.6円となった。過去最長となる26週連続の値下がりで、139円台は2012年8月6日(139.6円)以来約2年6カ月ぶり。

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より0.4円拡大した。

都道府県別に見ると、6週連続で全47都道府県にて値下がりした。最も高かったのは高知県の149.7円(前週150.1円)で、以下、長崎県の148.6円(同150.8円)、鹿児島県の148.4円(同151.0円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より3.0円安い150.5円で、26週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格も前週より3.0円安い120.3円で、同じく26週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より47円安い1,561円で、21週連続の値下がり。1,500円台は2012年8月13日(1,592円)以来、約2年6カ月ぶりとなる。