MMD研究所は20日、スマートフォンを保有する15歳以上の男女16,927人を対象に行った「フリマアプリに関する調査」の結果を公開した。それによると、フリマアプリの利用経験者は全体の約3割で、非利用者の約2割が「利用したい」としている。
同調査によると、フリマアプリの利用について「現在利用している」が17.7%、「過去に利用したことがある」が13.4%と合わせて31.1%の人がフリマアプリの利用経験があったことがわかった。
続いて、フリマアプリ利用経験者を対象に、利用状況を聞いたところ、「閲覧のみ」という回答が最も多く52.1%だった。「購入したことがある」が18.8%、「出品または購入したことがある」が16.9%、「出品したことがある」12.2%と合わせて、約半数(47.9%)の人が出品または購入を経験しているという。
次に、フリマアプリ非利用者を対象に、「フリマアプリを利用したいか」と質問したところ、全体では「利用したい」(3.5%)、「やや利用したい」(12.0%)と合わせて17.6%の人が利用意向があると回答している。男女別にみると、男性が15.1%、女性は20.5%と女性の方が利用意向が高い傾向にあるようだ。
そうしたフリマアプリ利用意向者を対象に、「フリマアプリで出品するなら何を出品するか」とたずねたところ、男性は、「メンズファッション」(37.4%)が最も多かった。女性では「レディースファッション」が67.6%と最も多く、男女とも衣料品を出品したい意向があることがわかった。