H&BCはこのほど、「タフに生きる"東京オンナ"」に関する意識・実態調査の結果を発表した。同調査では、「タフで美しい女性たち」を"東京オンナ"と定義。2014年12月18日~22日、東京都で働く20~40代の未婚女性500名(年代ごとに均等割り付け)を対象にインターネットで実施した。
今の状態について聞くと、「体が疲れている(肩コリや眼精疲労など)」(95%)「仕事でストレスがたまっている」(79%)など、疲労やストレスを感じている人が多いことがわかった。
「労働時間が長い」(61%)など仕事の忙しさが表れた回答も上位に。また、「野菜不足である」(71%)「睡眠不足である」(67%)「食事の時間が日によってばらばら」(65%)など、食事や睡眠といった生活の根底となる要素についても不足気味であることがわかった。
生活スタイルについてより具体的に調べたところ、仕事がある日の睡眠時間について約3人に1人が「5時間未満」(30%)と回答。また、平均労働時間は9.1時間と、約4割の人が20時以降まで働いていることが判明した(昼休みとして1時間の休憩をとった場合)。
さらに、38%の人は「10時間以上」働いていると回答し、中には「18時間」と1日のほとんどを仕事に費やしているハードワーカーもいることがわかった。一方で、67%が「趣味に打ち込む時間を捻出しようと心がけている」と回答し、ストレスや疲労などの悩みを抱えながらも、自分の好きなことに打ち込もうとしている姿がうかがえた。
「仕事以外の時間でどのような過ごし方をしているか」を聞いたところ、仕事終わりの時間については、「飲み会」(60%)「買い物」(47%)「女子会」(40%)などの回答が上位に。一方で休日の過ごし方としては、「買い物」(71%)「趣味」(64%)などに時間を費やす人が多く、そのほかに「美容院」(52%)「運動・フィットネス」(36%)など、自分への投資とも言える項目も上位に並んだ。
「忙しくても手を抜きたくないものは何か」を聞いたところ、1位は「肌の手入れ」(48%)だった。次いで「趣味」(38%)「体型維持」(38%)「髪の手入れ」(30%)があがった。美容に関する項目が「ファッション(服装)」(28%)や「メイク」(24%)よりも上位にあがり、肌や髪など"素材"そのもののケアを重要視している人が多いことがわかった。
1カ月あたりに美容にかける金額については、48%が「1万円以上」と回答。また、約5人に1人は「2万円以上」(22%)と回答した。
「手に入れたいと感じる憧れの要素」を聞いたところ、支持率1位は「うるおって生きいきとした"艶やかさ"」(62%)だった。次いで、2位は「年齢を感じさせない"若々しさ"」(51%)、3位は「お手入れが行き届いている"綺麗さ"」(43%)という結果に。さらに、4位以下には「仕事で成長し続ける"着実さ"」(40%)、「クールで凛とした"格好良さ"」(38%)、「何事も真摯に取り組む"まじめさ"」(38%)という要素が選ばれた。
1位となった「うるおって生きいきとした"艶やかさ"」の"艶やかさ"を手に入れたいパーツとしては、「肌」(79%)と「髪」(71%)が上位にあがり、「忙しくても手を抜きたくないもの」と合致する結果に。以下には、「目」(45%)「全体のスタイル(体型)」(43%)「唇」(41%)が続いた。