マネックスグループは19日、スイスフランの相場急変による同社業績への影響について発表した。
2015年1月15日、スイス国立銀行(中央銀行)がスイスフランとユーロ間の為替レートの上限を撤廃すると発表したことを受け、外国為替市場でスイスフラン相場が急変。これにより、TradeStation Group, Inc.傘下のFX会社(IBFX, Inc.およびIBFX Australia Pty Ltd.)ならびにマネックス証券株式会社において外国為替証拠金取引顧客に対する未収金が発生したという。
マネックスグループでは、同社連結業績および財政状態、ならびに今後の事業に与える影響は軽微であると判断している。同社の連結資本合計は2014年9月末において802億円であり、2015年1月16日現在の未収金残高はその約0.2%に相当し、これらが回収不能となり損失を計上する場合でも、その影響は極めて軽微としている。