広島県の湯崎英彦知事はこのほど、広島県庁にて、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事 安藤哲也氏立会いのもと、都道府県知事として初めて「イクボス宣言」を行った。
「イクボス」とは、部下のワーク・ライフ・バランスを考えながら、組織の業績も結果を出し、自らも仕事と私生活を楽しむ上司のこと。湯崎知事は都道府県知事として初めて育児休暇を取得したほか、2014年3月には、県内の企業経営者に呼びかけ、全国初となるイクメンを応援する企業経営者の同盟「イクメン企業同盟」を結成。仕事と子育てを両立しやすい環境づくりに取り組んできた。
今回の「イクボス宣言」は、イクメン企業同盟の一員として「組織のトップとして職場環境を変える」「県内にイクボスを増やすための取り組みを更に進める」ことを改めて宣言したもの。同県は今後も、男性の育児・家事参画を促進し、女性が働きやすい社会になるように様々な施策に取り組んでいくという。
※湯崎英彦知事の正式名は「湯崎」の「崎」の右側が「立」と「可」