富士通は20日、2015年春モデルのPC新製品として、15.6型でタッチ対応のワイヤレスディスプレイを採用した「LIFEBOOK GH77/T」を発表した。発売は1月23日で、価格はオープン。店頭予想価格は税別240,000円前後。
LIFEBOOK GH77/Tは、ワイヤレスディスプレイとPC本体の機能を集約したスタンドからなるPC。ノートPCでもなくデスクトップPCでもない斬新なデザインの製品だ。ディスプレイ部はタッチ操作に対応しているが、本体機能はスタンド内にあるため、タブレットとも異なる。
ディスプレイ部の仕様は、画面サイズが15.6型でフルHD解像度(1,920×1,080ドット)、パネルはIPS方式。わずか9.8mmの薄さで、980gと軽い。約4.0時間のバッテリ駆動が可能だ。画面が縦長の状態で、スタンドにドッキングすることもできる。
本体部の仕様は、CPUがIntel Core-i7 4712HQ (2.30GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600、ストレージが2TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。なお、本体部はバッテリを搭載しておらず、AC駆動のみとなっている。
通信機能は、IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0、有線LANのほか、NFCにも対応。インタフェースはUSB 3.0×4、HDMI、SDカードスロット、HD Webカメラなどを備える。サイズはW185×D241×H188mm、重量は約1.9kg。「Microsoft Office Home and Business Premium」が標準で付属する。
なお、GH77/Tのワイヤレスディスプレイ機能は、Wi-FiをベースとしたCavium社の技術を使用している。