ヨックモックは20日、羽田空港にて訪日外国人向け新商品「シガール(日本缶)」の販売を開始した。これにより、2020年に開催される東京オリンピックに向けて今後増加が見込まれる訪日外国人需要の獲得を目指すという。価格は1,200円。

シガール(日本缶)

同商品は、扇に日本の四季を描いたパッケージデザインを採用。赤と黒をベースに日本の伝統技法である漆塗りのような雰囲気に仕上げている。海外からの日本の主な魅力として「自然景観」が挙がったといい、同商品を通して、景色と文化を海外でも思い返し、楽しんでもらいたいとしている。

シガール(日本缶)パッケージデザイン

販売店舗は、TIAT DUTYFREE CENTRAL(東京都大田区羽田空港国際線ターミナル3F制限エリア内)。2015年12月末からは香港・台湾での発売を予定している。

「シガール」は、バターをたっぷり使用した生地を焼き上げ、葉巻状に巻いた同社のロングセラー商品。「これ以上入れるとお菓子にならない」というぎりぎりの分量までバターを増やし、より深いコクと風味を実現している。豊かな風味とサクサクした食感、繊細な口溶けが特徴で、中東など海外でも人気が高い。