俳優のジョニー・デップが19日(現地時間18日)、ドイツ・ベルリンにある劇場ツォー・パラストにて行われた、主演最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』(2月6日公開)のワールド・プレミアに登場した。
同プレミアには、チャーリー・モルデカイ役の主演ジョニー・デップと、相棒ジョック役のポール・ベタニー、そしてデップと『シークレット ウインドウ』以来2度目のタッグとなるデヴィッド・コープ監督が出席。デップとベタニーはおそろいのサングラスを着用し、劇中さながらのコンビ感を披露した。
本作は、ジョニー・デップ演じる超ナルシストでインチキくさいセレブのちょびヒゲ美術商チャーリー・モルデカイが、自慢のうんちく、ちょびヒゲ、強運を武器に、伝説の財宝の謎を追い求めてイギリス・アメリカ・ロシア・香港へと大冒険を繰り広げる物語。過去に海賊、お菓子屋、帽子屋、ヴァンパイアなどさまざまなキャラクターに扮したデップの、魅力的な新キャラの世界初お披露目とあって、多くの報道陣と、熱狂的なファン1,000人が集結した。
口ヒゲと人工的につくった歯の隙間で、まさにチャーリー・モルデカイとなったジョニー・デップは、多くの時間を費やして、ファンの熱い声援に対応。2日間の滞在となったベルリンについて「大好きです」とコメントし、レッドカーペットでは、本作について「(名画を)盗まれるよりも、むしろ私は盗む方に回りたいね(笑)」と冗談交じりに語った。
デヴィッド・コープ監督も「とにかく笑わせてくれる。皆が笑ってくれるなら、こちらとしては成功だね。すでに僕と一緒に映画を見てくれた方々には本当に楽しんでもらえたようだし、美しい映画でもある。衣装もセットも美しく、照明も細部までこだわったものになっている」とアピール。そして、今月27日に1年6カ月ぶり11度目の来日を予定しているジョニー・デップについて「ジョニーが日本に行くよ! 日本のみんなは、さぞかし楽しみだろう」と日本のファンにメッセージを送った。
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