外国人向け無料Wi-Fiが沢山出回っていますが、日本人も手続きをすれば使えます。そんなとき、繋ぎ方や品質、エリアなど、使う上で気になる点について考えてみました。
有料公衆Wi-Fi事業者では、申し込みをした時に接続情報をもらったり、専用のアプリを提供されるのが普通ですが、無料で誰でも使える、という場合にはどうすればいいのでしょうか?以下の5つがポイントのようです。
(1)メール認証
事前にSSIDと認証コードをWEBページなどで確認しておき、Wi-Fi接続をします。その後、ブラウザ上に認証ページが表示されます。そこでメールアドレスを入力してメールが届くのを待ち、メールに記載されたパスワードを入力することで一定時間あるいは無制限に利用できるようになる方式です。
訪日外国人向けのほとんどのWi-Fiサービスでこの方式が採用されています。認証用のメールを受け取るために別の回線接続が必要な点が問題で、訪日したばかりでローミング契約もしていない外国人向けには余り優しくない方式と言えます。現在では、この方式を使うWi-Fiのほとんどが、ほかの方式と併用しているようです。
(2)SNS認証
事前にSSIDと認証コードをWEBページなどで確認しておき、Wi-Fi接続をするところまではメールと同じです。その後、ブラウザ上に表示された認証ページでFacebookやTwitterなどのSNSのアカウントでログインすることですぐに使えるようになる方法です。 他の接続が無くてもSNSアカウントさえあれば接続先Wi-Fi内のアクセスだけですべて済みます。有名なところではスターバックスなどがこの方式を採用しているようです。
(3)事前登録
事前にWEBページでユーザ登録をし、SSIDとユーザID、パスワードなどを入手しておく方法です。Wi-Fiスポットを見つけたら、接続後ブラウザ上に表示されるページに入手しておいた情報を入力することでWEBアクセスが可能になります。 事前登録が必要なので訪日する前に登録するのを忘れていると使えません。比較的多くのサービスでこの方式が採用されています。
(4)接続チケット
訪日外国人向けのカウンターなどで、SSIDとユーザID、パスワードなどの接続情報が記載されたチケットを受け取る方式です。Wi-Fiスポットを見つけたら、接続後ブラウザ上に表示されるページにチケット情報を入力することでWEBアクセスが可能になります。
利点は紙に書かれた情報だけですぐにアクセスできること、欠点は、配布カウンターを見つけるのが手間だという点でしょうか。
(5)アプリケーション
二大アライアンスで採用されている、アプリをインストールしておくだけで接続できる仕組みです。内部的には、事前登録などと同じように個別のIDやパスワードをWi-Fiスポットに対して入力するまでを自動で行ってくれるような仕組みになっています。
利点は何しろ手間がかからないことですが、欠点として、利用できるOSや端末が限られてしまうことです。たとえば、Chrome OSやFirefoxOSなどマイナーなOSを採用したデバイスを愛用する人向けにはアプリが提供されていません。
正しい知識をもって賢く学びましょう。
■ 記事提供:gooスマホ部
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