KDDI、沖縄セルラーでは、Android 4.4を採用したフィーチャーフォン「AQUOS K SHF31」(シャープ製)をau 2015年春モデルとして2月下旬より発売する。同端末は折りたたみ式の携帯電話で、LTE通信に対応。本稿では、写真で端末のポイントをチェックしていく。

スマートフォンの要素を取り入れた、ガラケー+スマホ仕様の「AQUOS K」。画面のタッチ操作には非対応

スマートフォンの要素を取り入れた、ガラケー+スマホ仕様の「AQUOS K」だが、画面のタッチ操作には非対応。また、キャリアアグリゲーション、WiMAX 2+、VoLTEには対応せず、Google Playは利用できない。ディスプレイには3.4型qHD(960×540ピクセル)のTFT液晶ディスプレイを搭載。OSはAndroid 4.4を採用、3Gおよびau 4G LTE(下り最大150Mbps)で通信できる。防水(IPX5/7)にも対応する。

折りたたみ式のボディ。十字キー、テンキーなども、いわゆるフィーチャーフォンならではの仕様となっている

背面および側面の様子。サイズ/重量は、幅約51mm×高さ約113mm×厚さ約16.9mm/約128g

最大10台までのWi-Fiテザリングに対応。モバイルルータとして、スマートフォンやタブレット、Wi-Fi機器をネットにつなげることができる。

最大10台までのWi-Fiテザリングに対応する

展示会場ではAQUOS Padを使用したデモが行われていた。Android端末と連携できるアプリも用意されており、「例えばフィーチャーフォンとタブレットの2台持ちをしたい、という利用者の需要にも応えられる」(説明員)とのことだった。

AQUOS Padを使用したデモの様子。Android端末にインストールした専用アプリを操作すれば、AQUOS Kに触らずしてAndroid端末をネットにつなげることができる

プロセッサは、Qualcomm Snapdragon 400「MSM8926」(1.2GHzクアッドコア)を採用。内蔵ストレージは8GB、外部ストレージはmicroSDHC(32GB)に対応する。有効1310万画素のCMOSカメラを搭載しており、HDR撮影、暗所でも鮮やかに撮影できる「Night Catch」、最大16倍の「美ズーム」などを利用可能。「翻訳ファインダー」「フレーミングアドバイザー」などにも対応する。バッテリーは1410mAh。IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、ワンセグ、Bluetooth 4.0、NFC、赤外線通信、おサイフケータイ(FeliCa)、GPS、グローバルパスポート(GSM/UMTS)に対応。ボディカラーはレッド、ホワイト、ブラックの3色で展開する。

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