2015年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)が米国・デトロイトで開催されている。一般公開は1月17~25日(現地時間)。ホンダが「アキュラ」ブランドから新型「NSX」を発表したほか、多数のブランドが最新モデルやコンセプトカーを展示していた。その様子を写真で追ってみる。

北米国際自動車ショーの会場に展示された新型「NSX」

会場で最も来場者の注目を集めていたのが、新型「NSX」だ。V型6気筒直噴ツインターボエンジンを搭載し、550HP以上を発揮するという。北米での販売価格は15万ドル以上を予定している。ホンダブースでは、新型燃料電池自動車のコンセプトカー「Honda FCV CONCEPT」や燃料電池スタック「Honda FC STACK」なども展示された。

北米国際自動車ショーではその他にも、トヨタや日産自動車をはじめ、メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、ポルシェ、ジャガー、シボレーなど各国の主要ブランドがコンセプトカーなどを展示。将来の方向性を打ち出してみせた。

2015年北米国際自動車ショーのおもな展示車両

アキュラ新型「NSX」外観

アキュラ新型「NSX」内装など

北米初公開となった「Honda FCV CONCEPT」

「Honda FC STACK」「Honda Power Exporter CONCEPT」も展示

新開発の運転支援システム「Honda SENSING」

レクサスは「GS F」などを展示

トヨタブースの様子。3世代目となる「タコマ」が発表された

「FT-1」も大々的に展示

北米市場で人気の「カムリ」も新型を発表

「FV2」「i-ROAD」といったコンセプトカーも展示された

FCV「MIRAI」の展示にも注目が集まる

日産自動車はビックアップトラック「タイタンXD」を発表

3.0リットルV6ツインターボを搭載したインフィニティ「Q60」

フォルクスワーゲンのSUVコンセプトカー「クロスクーペ GTE」

BMWはモデルチェンジした「6シリーズ」を発表

コンバーチブルのほか、グランクーペ、クーペも発表された

1975年開催のデイトナ24時間レースに参戦した「BMW CSL」も展示

メルセデス・ベンツは新たな「GLE クーペ」を発表

自動運転を行うコンセプトカー「F015 ラグジュアリー・イン・モーション」。4人乗りが可能な自動車で、ハンドルはあるが、ハンドルに触れなくても自動で走行するという

ポルシェ「911 Targa 4 GTS」。タルガ50周年を記念したモデルだ

ジャガーが発表した小型スポーツセダン「XE」

マセラティ創業100周年を記念して発表されたコンセプトカー「アルフィエーリ」

テスラモーターズは「モデルX」の展示を見送り、現行の「モデルS」のみ展示

シボレー「Bolt EV コンセプト」。約300kmを走破できるという

フォードは次期「フォード GT」を展示。3.5リッター6気筒、カーボンボディのスポーツカーだ

アルファロメオ「4C スパイダー」。これが市販モデルとなる

ヒュンダイのピックアップトラックのコンセプトカー「サンタ クルーズ」

リンカーンがラグジュアリークロスオーバーと位置づける「MKX」

会場では米国陸軍も出展。戦車などを展示していた

北米国際自動車ショーはデトロイトのコボセンターで開催されている