熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します
1月12日(祝)
■「今年の新成人に川口春奈、百田夏菜子、羽生結弦ら」【PON!】
『成人の日』特集。今年の新成人は126万人で、昨年より5万人も多いというが、芸能界の主な新成人は、俳優の川口春奈、二階堂ふみ、土屋太鳳、山崎賢人。アーティスト・アイドルでは家入レオ、ももクロの百田夏菜子と有安杏果、AKB48の川栄李奈、乃木坂46の西野七瀬。アスリートではフィギュアスケートの羽生結弦、プロ野球の大谷翔平らがいる。
なかでも百田や大谷は故郷の成人式に出席するなど、地元とのパイプも好感度もバッチリ。かつて芸能人が地方出身であることを隠していた時代が懐かしい。
■「MC・ビビる大木の妻・AKINAが振り付け師に」【PON!】
代々木公園野外ステージで行われたアイドル・SUPER GiRLSらのライブで、エイベックスが2020年東京五輪に向けたアイドル育成プロジェクトを発表。そこに番組MC・ビビる大木の妻で、元Folder5のAKINAが振り付け師として登場した。AKINAが結婚後に公の場へ出るのは初めてだけに、質問はビビるに関することへ。AKINAは、「『ちょっと待ってよ、できるの?』と厳しい言葉もいただきましたけど……頑張りたいなと思います」と恥ずかしそうにニッコリ。たどたどしい口調がブランクを物語っていた。
これを見たビビる大木は、「やってるんですって、振り付けを。幸せそうな顔をしていましたけどね。まあウチも稼いでもらわなければいけないので」と大テレ。今は多くを語らないが、夫婦共演は近そうだ。
1月13日(火)
■「AKB48、今年の成人式は人気者になりたい“川栄世代”!?」【スッキリ】
この日も新成人の報道が続いた。なかでも目立っていたのは大所帯のAKB48。新成人メンバー22人とファン約1000人が東京・神田明神に集まり、成人式記念撮影会が行われた。
代表してマイクを握った川栄李奈は、「みなさん、うすうす気づいているかと思いますけど、去年までは人気メンバーがすごくたくさんいたのですが、今年は人気メンバーというよりは『人気に今からなりたいぞ』というメンバーがたくさんいますので」と自虐コメント。確かに昨年は渡辺麻友、島崎遥香など総選挙上位メンバーがいたが、今年の最前列は川栄、岩佐美咲、武藤十夢、多田愛佳らと、メディア的には小粒だ。
川栄はさらに個人として、「大人ということで、発言をあまりしないように思います。おバカがバレるから、控えめにいこうと思います」と宣言。しかし、記者から「8の段言えます?」と振られると、「(自信満々に)ハチイチがハチ、ハチニジュウシチ……」といきなり間違えてしまう。そして今年の目標は、「かけ算と九九を覚えること」。終わってみればやはり川栄一人が目立っていた。
■「新成人・家入レオが10代の恥ずかし発言に赤面」【スッキリ】
番組は新成人になった家入に、「10代での発言を見せて反応を見よう」という、ちょっといやらしい企画をぶつけた。
まず「今は、一瞬しかないと知っているから瞬きするのも惜しいのです」(16歳)を見せられた家入は、「デビューしたころは一日が早くて、一瞬一瞬を焼きつけて全部自分の糧にしていきたいなと思っていました」と超マジ解答。
続いて「この世で、真実をありのまま見せつけても罪にならないのは鏡だけだと思う」(16歳)には、「やだ~、青いですね。覚えています。でもホントそうじゃないですか」と照れながらもやっぱりマジ解答。
ただ最後に「私、まだ未成年だけど1つだけ酔えるものがあるの。涙という名のカクテル」(17歳)を見せられると、「これ私言えない。キツイですね……カットで! テレビ出て一番恥ずかしいかも」と苦笑い赤面。まっすぐさは変わらないものの、少しずつ大人になっているということか。
1月14日(水)
■「仲間由紀恵、結婚後初のクリスマスイブは……」【ミヤネ】
仲間と谷村新司が北陸新幹線のCM&楽曲発表会に登場。それぞれマスコミ披露したほか、インタビューに答えた。仲間はデュエット曲のレコーディングを振り返り、「レコーディングスタジオはあまり入ることがないのでずっと緊張していたんですが、親子のように優しく迎えてくださいました」と谷村に感謝。一方、谷村はレコーディングが昨年のクリスマスイブだったことに、「スタッフが『今年のクリスマスは仲間さんと過ごしたって言っていいんですよね?』と喜んでいた」と笑わせた。仲間は田中哲司との結婚後、初めてのクリスマスになるが、仕事だったようだ。
去り際に記者から「多忙で(田中と)すれ違っていませんか?」「新婚生活は幸せですか?」と声をかけられたが、笑顔でかわす仲間。主演級の女優が夫婦関係を話すことはまずないのだが、それに食い下がる記者もある意味プロだ。
■「IMALUが3年交際の末に破局。父・さんまの反応は?」【ノンストップ】
年越し番組で、ドラマーの河村吉宏と10月に別れたことを明かしていたIMALU。準レギュラーともいえる同番組で、改めて真相を語った。「(交際期間は)3年くらいですね。最初に別れを切り出したのは私です」「私は恋人といろんな場所に行きたいタイプで、相手はお家でゆっくりしていたいタイプ。そこの違いは大きかった。私は結婚とかも考えておつき合いをするし、もともとタイプが違う感じもあって」とやはりサバサバしている。 父・明石家さんまへの報告について聞かれると、「『明けましておめでとう、別れたのもおめでとう』とメールがあった」と披露。さんまはラジオ番組で、「(破局は)こっちもガッツポーズ。ミュージシャンは生活が安定しないし。とうとう会わずに終わったんでね。よかったです」と話していたが、ホンネなのだろう。
ただIMALUは、「ふだん(父は恋愛に)口を出すことはありませんね。芸人さんは嫌がるので、絶対芸人さんと結ばれることはないと思う」と言いつつ、「でも私、25年間芸人を見てきたので、素晴らしい芸人の妻になると思います」と相反するコメントでリップサービス。ちなみに理想の相手は、「父・さんまを知らない外国人」とのこと。このあたりもうまく定番ネタにしている。
1月15日(木)
■「福士蒼汰がさらに出世! 世界モデルデビュー、起用のワケ」【ノンストップ】
「昨年最もブレイクした」と言われる福士が、年明けも絶好調。「男性ファッション誌の頂点」と言われる『ヴォーグ』のイタリア版メンズ専門誌『ルオモ ヴォーグ』でモデルデビューを飾ったという。抜擢の理由は、昨年10月の「ローマ国際映画祭」。イタリア語と英語のスピーチを見た編集部員が「世界に跳びたてるポテンシャルだ」と絶賛したらしい。
写真を見ると、トレードマークの笑顔と八重歯を封印して、グッと大人モード。ワイルドな写真もあり、文句なしのカッコよさだった。福士は「いつか海外でお仕事をしたいと常に思っていたので、今回とても刺激のあるお仕事でした」「ワンポーズ撮影していく中にそれぞれの物語がある。それらを集めて作品になっていく形にワクワクします」「役者として自分はまだまだ頑張らなければならないことばかりですが、これから世界でも活躍できるよう努力を惜しまずやっていきたいと思っています」と力強くコメント。同誌には2009年に小栗旬、2013年に西島秀俊が出演するなどトップ俳優の証だけに、福士は若手の中で頭一つ抜け出した存在になった。
■「小栗旬が子どもの写真を初公開! ついに性別が発覚」【スッキリ】
小栗がイメージキャラクターを務めるニコンの新商品発表会に登場。昨年10月誕生した子どもについて、「日々顔が変わっていくので(写真で)残しておけるっていうのは、うれしいし、楽しいですね」と話したほか、自ら撮影した写真を公開した。
一枚目の写真は、子どもの「お食い初め料理」。妻・山田優の手作りでキレイに盛り付けられていた。二枚目の写真は「赤ちゃんの手」。小栗は「娘の手です」と女児であることを初めて明かした。残念ながら顔は明かされなかったが、スタイルやオーラも含めてどんな少女に育っていくのか注目を集め続けるだろう。
1月16日(金)
■「綾瀬はるかが松坂桃李との熱愛報道を初めて語った!」【スッキリ】
CMキャラクターを務めるスキンケア商品のイベントに現れた綾瀬。共演の桃井かおりとはすでに息ピッタリで、ともに独特のゆるいトークで盛り上げた。
しかし、本当に盛り上がったのは去り際。記者から「松坂さんとの交際は事実ですか?」と声をかけられた綾瀬は「あっ」と戸惑いの表情を浮かべながらも、「お友だちです」とニッコリ否定する。すかさず桃井が「お友だちです」と加勢して、何度も会釈をしながら2人で立ち去っていった。通常は事前に事務所サイドから「その手の質問は避けてください」と通達があるものだが、今回それらはなし。「むしろ綾瀬本人の口から話させようとしていた」のではないか。
このコメントを受けて井上公造は、「綾瀬さんは計算とかじゃなく、ド天然なんですよ。『ご飯行きませんか?』って誘ったら、『あ、は~い』というタイプなので。全く今までいなかったタイプの魔性の女。2人は特別な存在になる要素はあったと思うけど、報道が早かった。今すぐ恋愛に発展することはない」と分析。元日の電撃報道から半月、恋心は消えたのか、それとも一過性のカモフラージュか。
■「芸能界一の仲良し夫婦、三船美佳と高橋ジョージが離婚へ」【スッキリ】
16歳と40歳での結婚から16年。「元祖、年の差婚」と言われ、おしどり夫婦の代表格だった三船と高橋が離婚するという。夫婦は一昨年末ごろから別居し、三船は10歳の娘と大阪へ移住。離婚調停は決裂し、三船が離婚を求めて提訴しているらしい。
報道によると、三船は「高橋が自宅にいるとき、外出させてもらえない」「高橋は飲んで遅い時間に帰ってくる」などの不満が募り、「自立した30代の女性として生きてみたい」と感じはじめたという。
振り返ってみれば1998年の結婚は衝撃的だった。昭和の大スター・三船敏郎さんの愛娘としてデビュー間もない美佳が、結婚解禁である16歳の誕生日に結婚したのは、40歳のリーゼント歌手。当時は驚きだけでなく、「ロリコン」「犯罪に近い」などの批判も飛び交っていたことを思い出してしまった。
最後に、B級の芸能ニュースを1つ。ものまねメイクのざわちんに初の熱愛報道があった。しかも初めての恋人だったのだが、何と「一週間で別れてしまった」らしい。彼とは3年前からの顔見知りで、告白を受けてつき合ったものの、「彼の嫉妬」が破局の理由。ざわちんを重用する『スッキリ』が詳細を報道していたが、ネタ的には東スポ級だ。これほど超ド級の小ネタを利用しはじめたのは、ざわちんのタレント化に向けた強い意欲だろう。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。