マイボイスコムはこのほど、スムージーに関する調査結果を発表した。同調査は2014年12月1日~5日、同社のアンケートモニターを対象にインターネットで実施し、1万1,434人から有効回答を得た。

「自宅でスムージーを飲む頻度」

スムージーの飲用者は18.3%。店舗で飲む人は1割強おり、頻度は「月に1回以下」が8.1%となった。自宅で飲む人は1割強おり、頻度は「週に2~3回」「月に2~3回」が各約2%強となった。女性20代は、店舗でも自宅でも2割強みられ、他の年代より多い傾向に。

「自宅でスムージーを飲む時の準備方法」

自宅でスムージーを飲む人に準備方法を聞いたところ、「生の果物・野菜から作る」が62.9%で最も多く、「凍ったカット果物・野菜などを購入し、水などと混ぜて作る」(23.6%)「市販のチルドカップ入りを購入」(19.1%)が続いた。男性20~30代では「粉末タイプを購入し、水などと混ぜる」、男性40代では「市販のチルドカップ入りを購入」がそれぞれ3割弱で、他の年代より多い結果となった。

スムージーを飲む人にその飲用場面を聞いたところ、「朝食時」(35.5%)「おやつの時」(28.1%)「リフレッシュしたいとき」(21.4%)が上位を占めた。女性の10~20代では「おやつの時」が最も多く、自宅での飲用頻度が高い層では「朝食時」「起床時」が多い傾向となった。

「スムージーの飲用理由」

スムージーを飲む人にその理由を聞いたところ、「健康によい」(58.1%)がトップだった。以下には、「おいしい」(41.1%)「美容によい」(35.3%)「ビタミンなどの栄養素が摂取できる」(30.7%)が続いた。「美容によい」と回答した人は女性が多く、半数近くを占めた。

スムージーを飲む人に「好きなスムージーの味と材料」を聞いたところ、「バナナ」(53.9%)のほか、「イチゴ」「リンゴ」「ヨーグルト」「キウイフルーツ」「オレンジ」「牛乳」「ニンジン」「ブルーベリー」「はちみつ」が上位に。また、「トマト」と回答した人は男性や高年代層に多く、男性50代以上で2位となっている。

対象者全員に「今後スムージーを飲みたいか」を聞いたところ、「飲みたいと思う」人は32.5%だった。中でも女性30代以下では5~6割と多く、女性20代では6割弱いることがわかった。一方、男性では「飲みたいと思わない」人が多く、男性50代以上では6割弱を占めた。

続いて、それぞれの飲用意向の理由について自由回答で聞いた。「飲みたいと思う」理由としては、「TVや雑誌で見たり聞いたりして身体や美容に良さそうだから。またダイエット効果を期待して。(女性45歳)」「栄養バランスが偏りがちで野菜不足が気になっており、それを補うのにちょうどよい飲み物だと思うから。(男性30歳)」などがあがった。

「飲みたいと思わない」理由としては、「栄養価は高いのかもしれないが、やはり噛(か)むことが大切だとテレビで言っていたので。(女性36歳)」「特色がよく理解できません。生絞りのジュースや自分でミキサーで作るジュースと何が違うのでしょうか。(男性43歳)」などの意見がみられた。

「どちらともいえない」理由としては、「フルーツなどをそのまま食べるほうが好きなので、あまりすすんでスムージーは飲まないが、病気などで食欲がなかったりした場合には利用してみたい。(女性36歳)」「もう少し手軽になれば飲む可能性はあるが、それ以外なら、サラダや温野菜をたべるから。(男性34歳)」などがあがった。