シリーズ創始者であるジョージ･ミラー監督が、俳優のトム･ハーディを主演に迎えたシリーズ最新作『マッドマックス 怒りのデス･ロード』(2015年6月公開)で、英国人俳優ニコラス･ホルトの衝撃の場面写真が16日、公開された。

ニコラス･ホルト演じるニュークス

メル･ギブソンが演じたマックスをトム･ハーディーが受け継ぎ、アカデミー賞女優のシャーリーズ･セロンがスキンヘッド姿で巨大戦闘車を操る女ボス･フュリオサを演じる本作。このたび、"第三の男"となるニコラス･ホルトが演じる謎の登場人物ニュークスの場面写真2点が公開された。

ニコラス･ホルトは、『アバウト･ア･ボーイ』のあどけない少年役でデビューした後、『タイタンの戦い』、『X-MEN ファースト･ジェネレーション』、『X-MEN フューチャー&パスト』など超大作から、ゾンビになりきれない青年を演じた『ウォーム･ボディーズ』まで幅広い活躍を見せている俳優。

今回公開された場面写真は、髪を剃り上げたスキンヘッドで全身白化粧という、ニュークスの衝撃的な姿をとらえたもので、鎖で繋がれながら、狂気に満ちた目で敵に銃をかざしている。もう1点の写真は、フュリオサ率いる軍団と戦闘車に乗り込んだニュークスの姿をとらえたもので、半裸の胸には焼き印が刻まれている。また、昨年12月に配信が開始されたアメリカ版劇場予告編でも、戦いに向かうニュークスが「WHAT A LOVERY DAY!」と叫びながら疾走する、狂気あふれる姿がとらえられている。

本作の舞台は、資源がこう枯渇して都市が全滅し、法も秩序も崩壊した荒れ果てた未来世界。日常的に水と石油の争奪戦が勃発し、生き残るためには奪うしかないという世界で、二輪、四輪入り乱れるマッド(狂気)なノンストップカー･バトルが繰り広げられる。

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