毎年のアカデミー賞授賞式の前夜に最低の映画を選んで表彰するラジー賞こと「ゴールデン・ラズベリー賞」のノミネート作品が発表され、マイケル・ベイ監督の『トランスフォーマー/ロストエイジ』が最多7部門に選出されている。
マーク・ウォールバーグやスタンリー・トゥッチらが出演した『トランスフォーマー/ロストエイジ』は、最低映画、最低脚本、最低監督、最低続編、最低スクリーンコンボ、そしてニコラ・ペルツが最低助演女優、さらにケルシー・グラマーが最低助演男優と、最多7部門にノミネートされた。
また、先日結婚したキャメロン・ディアスも『ジ・アザー・ウーマン』『セックス・テープ』で最低女優、『ANNIE/アニー』では最低助演女優、さらにジェイソン・シーゲルト共に最低スクリーンコンボなど多くの部門にノミネートされている。一方で、セス・マクファーレンも『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』において、最低監督、最低男優、シャーリーズ・セロンと共に最低スクリーンコンボなど、キャメロンと争うほど多くの部門に選出されたことになる。また、最低映画賞には『カーク・キャメロンズ・セイビング・クリスマス』『ザ・ヘラクレス』をはじめ、『レフト・ビハインド』『ミュータント・タートルズ』などが名を連ねている。
2015年度から新たに追加された、過去にラジー賞を獲得したものの近年成功を収めた俳優たちを称える部門ラジー・レディーマー賞には、ベン・アフレック、ジェニファー・アニストン、マイク・マイヤーズ、キアヌ・リーブス、クリステン・スチュワートらがノミネートされている。1981年から始まった「ゴールデンラズベリー賞」授賞式は、アカデミー賞授賞式の前日である2月21日に開催される。
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