フェンリルは15日、同社製ブラウザ「Sleipnir 6 for Windows」の最新バージョン6.1.4をリリースした。同社Webサイトより無料でダウンロード可能。対応OSはWindows Vista / 7 / 8。

最新バージョンでは、レンダリングエンジンBlinkを39.0.2171.95に更新。また、PPAPI(Pepper API)版Flash Playerを認識するように変更が加えられている。主要なWebブラウザでは、古くからプラグイン向けAPIとしてNPAPI(Netscape Plugin API)が使われてきたが、セキュリティや安定性といった点からサポートをやめ、新たに開発されたPPAPI(Pepper API)への対応が進められている。

Sleipnirでは、旧バージョンの「Sleipnir 4 for Windows」において、2014年12月のアップデート(Version 4.3.12)でPPAPI版Flash Playerに対応したが、今回「Sleipnir 6 for Windows」でも続いた形だ。

このほか、変更点として、ブックマークバーによく見るサイトの最新記事を表示する「Site Updates」機能を立ち上げるボタンの追加や、Chrome拡張の非表示、Chrome拡張に対してのショートカットキー割り当てに対応した。

Site Updatesを表示するボタンが新たに追加された

非表示に指定したChrome拡張が">>"をクリックしたメニュー内に入るようになった

Chrome拡張に対してのショートカットキー割り当てが可能になった