UQコミュニケーションズは15日、4×4MIMO技術の採用で、下り最大220Mbps(理論値)を実現したモバイルルータ「Speed Wi-Fi NEXT WX01」を発表した。3月上旬発売予定。モバイルWi-Fiルータとして4×4MIMO技術を搭載するのは世界初という。

Speed Wi-Fi NEXT WX01

「Speed Wi-Fi NEXT WX01」は、NECプラットフォームズ製のWiMAX 2+対応ルータ。モバイルWi-Fiルータとして初めて4×4MIMO技術を搭載し、WiMAX 2+通信時で最大220Mbpsの通信が行える。WiMAX 2+に加えWiMAX(ハイパワー)にも対応。また、Bluetoothテザリング機能も備える。

なお、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術とは、データの送信側(基地局)と受信側(ルータ)のそれぞれに4本のアンテナを搭載し、複数のデータを同時に送受信する技術。

ディープブルー

パールホワイト

対応無線LAN規格はIEEE802.11ac/n/a/g/b。Wi-Fi接続時の連続通信時間は、WiMAX 2+の220Mbpsモードで約6.5時間、110Mbpsモードで約8.5時間、WiMAXで約11時間。Bluetooth接続の場合、WiMAX 2+の220Mbpsモードで約8時間、110Mbpsモードで約10.2時間、WiMAXで約13時間。同時接続台数は10台。

本体サイズはW109×D9×H66mmで、重量は約97g。バッテリ容量は2,500mAhで、取り外しタイプとなる。別売で、家庭内向けホームルータとして活用できる有線LAN搭載のクレードルも用意。カラーはディープブルーとパールホワイトの2色。