UQコミュニケーションズは15日、下り速度が最大で220MbpsのWiMAX 2+とauの4G LTE回線に対応したモバイルルータ「Speed Wi-Fi NEXT W01」を発表した。1月16日の10時より予約受付を開始し、30日より直販サイトやMVNO各社から販売開始予定。カラーバリエーションは、MARINEとWHITEをラインナップする。
「Speed Wi-Fi NEXT W01」はファーウェイ製のWiMAX 2+対応ルータ。UQが導入するキャリアアグリケーション(CA)技術に対応し、WiMAX 2+で下り最大220Mbpsの通信速度を実現する。ただし、最大220Mbpsでの通信はUQが2015年春に開始し、順次対応エリアを拡大していく予定。それまでは110Mbpsが理論上の最大速度となる。
回線は、WiMAX 2+回線のみの「ハイスピードモード」に加え、プラチナバンド帯である800MHzのau 4G LTE回線も使用した、より広範囲でのインターネット接続を可能にする「ハイスピードプラスエリアモード」も搭載する。
本体サイズはW120×D10×H59mmで、重量は約113g。対応するWi-Fi規格はIEEE802.11a/g/b/n/ac。連続通信時間は、静止時でWiMAX 2+利用時が最大約8時間、LTE使用時が最大約7時間20分。最大同時接続数は10台。ディスプレイはタッチ対応。別売で、家庭内で使用するホームルータとしても活用できる、有線LAN端子を搭載したクレードルを用意する。
料金プランは、WiMAX 2+が4,196円で2年間使い放題となる「UQ Flatツープラス」などを利用可能(税抜、以下同)。「UQ Flatツープラス」は、2月19日までに申し込むと500円/月割引で2年間3,696円になるキャンペーンも実施する。また、LTE回線を使用した月は1,005円のオプション料金が必要だが、1月30日~3月31日までに新規契約もしくはWiMAX料金プランからの機種変を行なうと、5月末まで無料となる。