高田織物は1月22日~2月3日、東京都新宿区の「Japan creation space monova(モノヴァ)」にて、「畳縁展」を開催する。
「畳縁(たたみべり)」とは、畳の長手方向に付けられた布のこと。畳表の角の磨耗(まもう)を防ぐことと、畳を敷き合わせるときにできやすいすき間を"しめる"という役割があるという。同社は昭和初期の頃から畳縁を製造しており、シェアは日本一を誇っているという。
同展では明治初期から始まった畳縁の、時代とともに変わりゆく素材や技術、その用途や色・柄の歴史を数多くの畳縁とともに紹介する。
また、「畳縁」は一般的には畳にしか利用されていなかったが、軽くて耐久性の高い素材であることから、岡山県倉敷市児島では古くから小物作りなどに同素材を活用していた。同社でも畳縁の小幅織物の技術を活かした雑貨を展開しており、畳縁を用いた多様な色柄の雑貨のほか、バッグ類なども展示する。
会期は1月22日~2月3日。時間は10:30~19:00。会場はリビングデザインセンター「OZONE」4F monova gallery。水曜定休。入場は無料。