インプレスグループのStyle us(スタイラス)はこのほど、同社が展開するサイト「gooppy(グッピー)」にユーザーから寄せられた「新年から始めたいこと」に関する投稿を集計し発表した。
同調査は2014年11月27日~2015年1月6日(12時まで)の期間を対象に、同サイトのお題「心機一転! 新年から始めたいことベスト3」への回答を集計。1位回答を3ポイント、2位回答を2ポイント、3位回答を1ポイントとしてランキング化した。回答数は526件。
最もポイントを集めたのが「貯金」(777ポイント)で、2位に300ポイント以上の差を付けた。「ためようためようと思いはすれど、思うだけで実行できていないのでがんばりたい!(東京都・女性)」など、毎年やろうと思うものの、なかなか続かない人が多い傾向に。また「そろそろ結婚の準備に貯金を始めようと思います(千葉県・女性)」など、ライフステージの変化に合わせ貯金を始める人も見受けられた。
2位には「ダイエット」(468ポイント)が入った。「新年が始まると必ず心に誓うのに、元旦から断念しちゃうのが困りもの(大阪府・女性)」など、1位の「貯金」同様、毎年目標にするものの、長続きしないという人が多くいた。また「今度こそマイナス5kg!(東京都・女性)」など、具体的な数値目標をあげている人も複数いることがわかった。
3位には「ウオーキング」(268ポイント)が入った。ダイエット目的でウオーキングを始めようと考える人が多いなか、「体力の衰えが気になり出したので始めてみようかな(神奈川県・女性)」など、健康や生活習慣の見直しのためにウオーキングを始める人も見受けられた。4位以下は、「節約」(204ポイント)「仕事」(161ポイント)「ジョギング」(109ポイント)と続いた。
同調査では、多くの人が「毎年目標を立てるものの、毎年挫折してしまう」とコメントしていることがわかったという。
アメリカのスクラントン大学の調査によれば、「年始に立てた目標を達成できた」という人は全体の8%しかおらず、多くの人が最初の1カ月で諦め、さらに1週間で諦めてしまう人も比較的多いという結果が出ているとか。また、アメリカのスタンフォード大学の調査によれば、新年の目標をできるだけ達成しやすいものにすることで、達成できる確率が50%も上がるとの報告もあるとのこと。
「容易に達成可能な目標を設定して少しずつ成果を積み重ねる。これが年始の目標を達成する秘けつかもしれません」と同社。