ジャパンネット銀行は6日、スマートフォンから簡単に残高確認ができる「残高確認アプリ」の提供を開始した。

スマートフォンを使っての公共料金の引き落とし状況やオークションの入金状況の確認、Visaデビットでの買い物前の残高確認など、外出先での利用ニーズの高まりを受け、ログイン方法には、口座番号やログインパスワードの入力を必要としないパターン認証を採用した。2014年11月にジャパンネット銀行が行ったアンケートによると、スマートフォンで主に利用するバンキングサービスは残高確認が最も多く、約8割の人が利用しているとの回答だった。

顧客があらかじめ登録したパターンをなぞることで、簡単にログインができる。なお、同アプリで採用したパターン認証のしくみについては、特許を出願中としている。

ログインパターンの登録について

同アプリの初回起動時に、店番号・口座番号・ログインID・パスワードを入力してログインする。画面上に表示される9つの点のうち6つ以上の点を結んで、好きなログインパターンを登録する。2回目起動時以降は、登録したログインパターンをなぞって簡単にログインできる。

なお、アプリはApp StoreおよびGoogle Playから無料でダウンロードできる。

今後もジャパンネット銀行は、顧客のニーズに合わせた利便性の高いサービスの提供を行っていくとしている。