FCAジャパン(旧フィアット・クライスラー・ジャパン)は11日まで開催される「東京オートサロン 2015 with NAPAC」に、初となるアルファロメオのブースを出展している。「ジュリエッタ」の新型「クアドリフォリオ ヴェルデ」や、「KEN OKUYAMA DESIGN」とのコラボモデルなどが展示された。

東京オートサロン会場に展示されたアルファロメオ「ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデ ローンチエディション」

「ジュリエッタ」のラインアップにこのほど追加された新型「クアドリフォリオ ヴェルデ」は、「4C」と同様の新型直噴ターボエンジン(「4C」において、アルミ製シリンダーブロックの採用により22kgの軽量化と最高出力240PSを実現)を搭載。「Alfa TCT」トランスミッションも搭載し、オートマチック操作が可能になった。アルファロメオ車両初となる画面表示アラーム式フロント&リアパーキングセンサーも採用。サウンドジェネレーターの搭載により、スポーティなエンジンサウンドを演出している。

今回の発売を記念し、全世界500台の限定仕様車「ローンチエディション」も登場。マットマグネシウムグレーの専用ボディカラーとなり、ダークグレー仕上げの専用18インチアロイホイールが設定された。ドアミラーとリアルーフスポイラーにカーボン部品を採用し、追加装備としてエアロパッケージが標準搭載される。

「KEN OKUYAMA DESIGN」とコラボした「ジュリエッタ ケン オクヤマ スペチアーレ ビアンカ / ロッサ」

世界的工業デザイナー奥山清行氏率いる「KEN OKUYAMA DESIGN」とのコラボモデルは、「ジュリエッタ ケン オクヤマ スペチアーレ ロッサ」「ジュリエッタ ケン オクヤマ スペチアーレ ビアンカ」の特別仕様車2車種。「スポルティーバ」をベースに、「KEN OKUYAMA DESIGN」が独自に開発・販売する「コード7 クラブマン」「コード9」の要素を取り入れ、特別装備を追加した。

「ロッサ」は「コード7 クラブマン」をモチーフとしており、アルファレッドのボディにホワイトの波状ストライプを施した。「ビアンカ」は「コード9」をモチーフに、シンプルながら堀の深い「ジュリエッタ」のプロポーションをいっそう美しく仕上げている。

各モデルの価格は、「ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデ」が416万8,800円、「ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデ ローンチエディション」が459万円、「ジュリエッタ ケン オクヤ マスペチアーレ ロッサ」「ジュリエッタ ケン オクヤマス ペチアーレ ビアンカ」はともに395万2,800円(価格はすべて税込)。

なお、東京オートサロンでは「KEN OKUYAMA DESIGN」とのコラボでブースを展開しており、これらのモデルの他にアルファロメオのミッドシップ・プレミアムスポーツカー「4C」、「ジュリエッタ ケン オクヤマ スペチアーレ ビアンカ / ロッサ」のモチーフとなった「コード7 クラブマン」「コード9」も展示されている。

「東京オートサロン2015」アルファロメオ×KEN OKUYAMA展示車両

「ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデ」外観・内装イメージ

「ジュリエッタ ケン オクヤマ スペチアーレ ビアンカ / ロッサ」イメージ