メルセデス・ベンツ日本は11日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン 2015 with NAPAC」に出展し、2月初旬発売予定の新型「Bクラス」を展示した。同車は広い室内空間と高い実用性が特徴の斬新なモデルとされている。
新型「Bクラス」はコンパクトなボディながら広い室内空間を確保し、優れた実用性を発揮するのが最大の特徴。ステーションワゴンのシルエットをミニバンのように膨らませた形状で、全高は多くの立体駐車場に対応する1,545mm。室内のヘッドクリアランスは「Eクラス」以上と余裕がある。後席のレッグスペースも「Eクラス」より広いという。
取回しの良さも大きな特徴で、セグメント最小となる最小回転半径5.2mを実現。全幅も1,800mmをきる1,785mmとなっており、高いアイポイントと合わせて狭い道でも運転しやすい。ラゲッジルームはセグメント最大容量を確保。通常時は488リットルで、後席を倒せば最大1,547リットルまで拡大できる。ホイールハウスを張り出しの少ないフラットな形状とし、使い勝手を高めている。
エンジンは1.6リットル直列4気筒ターボと2.0リットル直列4気筒ターボを用意。「Bクラス」では初めて可変トルク配分型4WDシステム「4MATIC」を搭載したモデルも用意される。各モデルでメルセデス・ベンツの最新の安全運転支援システムも採用され、「CPAプラス(緊急ブレーキ機能)」をはじめ、ドライバーの疲労や眠気を検知して注意を促す「アテンションアシスト」、180度まで視野を広げた「パーキングアシストリアビューカメラ」が全車標準装備となっている。
新型「Bクラス」は2月初旬発売予定で、価格は1.6リットルの「B 180」が307万円、「B 180 スポーツ」が384万円、2.0リットルの「B 250 4MATIC スポーツ」が490万円(価格はすべて税込)。なお、メルセデス・ベンツ日本は「東京オートサロン 2015 with NAPAC」にて、新型「Bクラス」や「SLS AMG GT3」「G 63 AMG 6×6」のほか、同イベントでしか見られないスペシャルモデルも展示しているとのこと。